電子メディアによる子どもや家庭への悪影響が叫ばれて久しい。地域社会のみならず 家庭においても人と人とのかかわりが薄れてきている中で、特にコロナ禍以降、その傾向が顕著になっている。その状況の中、絵本の情操面を育む効果やコミュニケーション ツールとしての特性が注目され、絵本を活用した世代間交流、家族のコミュニケーションづくり・絆づくりの取り組みが全国的に広がっている。それに伴い絵本に関して専門 的な知識や実践にもとづいた資格も出てきており、社会全体で絵本を中核に据えた子育て・まちづくりの気運が高まっている。この社会の動きをより効果的に進めるために は、絵本に関する専門的な資格の所有者がリーダーシップをとり、学校や地域・家庭に働きかけ、あらゆる世代の人に絵本への関心を高めていくことが求められている。私た ちが住む九州という日本の一つの地域において、絵本を活用して地域貢献している方々や保護者等が情報交換し、自己の資質を高める機会を提供することで、絵本を中核に据 えた子育て・まちづくり、さらには子どもの読書活動推進および子どもの健全育成に寄与するため「九州絵本ネットワーク」を設立することとした。
第3条(目的)本会の目的は、絵本の特性を生かしながら、九州に在住する方々(特に子育て世代や子 育てを支援する方)に、絵本自体のよさや絵本を活用した子育て・地域交流、絵本から派 生する様々な活動の有効性を理解していただき、絵本への関心を高めることにより、子ど もの読書活動推進および子どもの健全育成に寄与することである。また、絵本に関する専門的な資格の所有者がリーダーシップをとりながら、学校や地域・家庭へ働きかけをする ことで、絵本と人とのよりよい関わりを地域に波及させることができ、絵本を中核に据えた子育て・まちづくり、さらには子どもの読書活動推進および子どもの健全育成に寄与す ることが期待できる。さらには、取り組みを進めていく中で、相互の信頼関係が生まれ、地域ごとの絵本を通したコミュニティの形成と持続も目指している。
第4条(合言葉)本会は、目的をより焦点化して地域社会に伝えるために合言葉を設ける。
